佐倉市ユーカリが丘の歯医者、すが歯科クリニックです。長く使った入れ歯というのは非常に使い勝手が良く、皆さん入れ歯の治療を行うときに長持ちする入れ歯を希望されます。しかし残念ながらどの入れ歯もやがて寿命を迎えてしまいます。入れ歯の作り替えをしないと使いやすいと思っていても残っている歯や顎に負担がかかる入れ歯になってしまうことがあるので、入れ歯の寿命について一度詳しく解説をしたいと思います。

入れ歯の寿命を左右するのはレジンというプラスチック材料です。入れ歯に使われているプラスチック材料が多いと入れ歯のプラスチックが劣化したり、入れ歯の人工歯が磨り減ってしまい、最終的には入れ歯を作り替えなければなりません。自費の入れ歯などで金属を多用した入れ歯やセラミックを利用した歯を持つ入れ歯をお使いの方はレジンの劣化や入れ歯のすり減りなどの問題は起こりにくいので、あまり心配する必要はありません。しかし、金属やセラミックの入れ歯では破損などのトラブルの補修が難しいので、一度壊れた入れ歯を元に戻すのが難しいことがあります。金属を多用した入れ歯であってもやがて入れ歯の作り替えが必要になるのです。

保険適応の入れ歯であれば大体３年から５年程度が一般的な寿命と言われています。これ以上長い期間入れ歯を利用し続けている方もいるのですが、この程度の期間を経たら一度入れ歯を作り替えた方が大半の場合は無難なことが多いです。自費診療の入れ歯ではこれ以上長い期間利用できるものもあるのですが、これも定期的に調整を受け、お口の中に問題が無い方にのみ言えることで、支えになっている歯がダメージを受けていると入れ歯が合わなくなってしまうことがあるので、注意しなければなりません。お使いの入れ歯の状態が不安になったらすぐに歯医者に相談するようにしましょう。